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【大雨の被害状況】岡山県も甚大な被害に!バックウォーターってなに?

2018年7月11日

台風7号から始まり、梅雨前線が停滞した影響を受け、各地に甚大なる被害をもたらした西日本大雨災害。

緊急速報がはいり、過去10年で経験した事ない大雨でとてつもない被害が出ると言われていました。

その大雨も一旦収まり、被害状況と言うと広島県が一番酷く、続いて2番目に被害が大きかったのが岡山県です。

と言うことで今回は、2番目に被害を受けた岡山県について今までの被害状況や、ここまで岡山県の被害をもたらしたと言われるバックウォーターについてお伝えしたいと思います。

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岡山県の被害状況は?

7月5日から降り出した雨がどんどん激しくなり、翌日6日には避難指示や避難勧告などがでるほどになり、雨が降った日数でいうと3日間なのですが、今回起きた西日本大雨災害の中では2番目に大きな被害を受けた岡山県です。

8日には雨も上がり連日最高温度が30℃を越す非常に厳しい状況になっています。

そこで、10日に発表された被害状況をお伝えします。

人的被害

7月10日20時時点で、岡山県内の被害者は。

  • 死者54人
  • 行方不明者が5人
  • 重傷者がが2人
  • 軽傷者9人
  • 重軽傷不明者が4名

に登ります。

そのうち内訳は次の通りです。

死亡者数

地域名死亡者数(54人)
笠岡市3人
井原市1人
総社市3人
倉敷市47人

行方不明者

地域名行方不明者(5人)
総社市1人
高梁市1人
新見市1人
鏡野市1人
倉敷市1人

重傷者

地域名行方不明者(2人)
浅口市1人
高梁市1人

軽傷者

地域名行方不明者(9人)
井原市4人
新見市1人
岡山市4人

重軽傷不明者

地域名行方不明者(4人)
笠岡市4人

住宅被害

地域全壊半壊半焼
22棟14棟1棟
高梁市4棟
津山市3棟
新見市3棟
鏡野市1棟
玉野市2棟3棟
岡山市1棟1棟
総社市7棟7棟1棟
井原市2棟
矢掛町1棟1棟

 

地域一部損壊床上浸水床下浸水
42棟約4200棟約5400棟
倉敷市1棟1棟
瀬戸内市3棟3棟
津山市7棟8棟54棟
真庭市4棟6棟8棟
赤盤市1棟16棟28棟
新見市1棟1棟5棟
玉野市1棟2棟
岡山市3棟約3260棟約4370棟
総社市17棟約600棟約370棟
矢掛町1棟約200棟約400棟
奈義町1棟2棟
鏡野町2棟1棟4棟
美作市30棟74棟
和気町33棟22棟
備前市3棟2棟
浅口市3棟32棟
西栗倉村3棟14棟
新庄村1棟
勝央町6棟
早島町7棟
美咲町3棟

 

岡山県のライフラインの状況は?

こちらの情報は7月10日20時の情報でので、現在は復旧している可能性がありますが、ご了承ください。

新たな情報が上がり次第、更新してまいります。

停電(94棟)

  • 倉敷市:90棟
  • 岡山市:4棟

断水(約20000戸)

  • 倉敷市:8900戸
  • 新見市: 620戸
  • 高梁市:7071戸
  • 矢掛町:3416戸
  • 美咲町:  10戸

交通

鉄道

  • 山陽新幹線:通常運行
  • JR在来線
    山陽本線:一部運休
    姫新線:運行見合わせ
    赤穂線:平常運転
    津山線:運行見合わせ
    桃太郎線:平常運転
    宇野みなと線:平常運転
    瀬戸大橋線:運行再開
    伯備線:運行見合わせ
    芸備線:運行見合わせ
    因美線:運行見合わせ
  • 三セク鉄道
    井原鉄道:一部再開
    水島臨海鉄道:平常運転
    智頭急行:運行開始(スーパーはくと・スーパーいなばは運休)

フェリー

全て平常運行

路線バス

全路線バス:一部運休

航空機

国内線・海外線の全線:平常運行

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岡山県の避難情報は?

7月11日3時の状況で、現在は解除になっている恐れがあります。

避難指示

  • 岡山市北区
  • 岡山市中区
  • 岡山市東区
  • 岡山市南区
  • 倉敷市
  • 早島町

避難勧告

  • 笠岡市

岡山県の災害の原因と言われているバックウォーターとは?

今回ここまで岡山県で被害が大きくなった原因の一つにバックウォーターが挙げられています。

いったいバックウォーターとは、どのようなものなのでしょうか?

調べてみたいと思います。

バックウォーターとは?

バックウォーターと聞くと、どういう意味?どのような現象なの?と考えてしまいがちですが、単純に日本語になおすと「逆流」のことを指します。

ではどのような現象なのかというと、上流でたくさんの雨が降り本流の川から河口へ凄まじい量の水が流れてきます。

それは支流河川も同じことで、河口に向けて流れてきます。

ですが、本流の力の方が強いため支流の水は行き場を無くしてしまい、バックウォーター(逆流)を起こし堤防が決壊してしまうのです。

今回の岡山県ではこのバックウォーターが原因でここまでの被害に及んだと言います。

ですが、このバックウォーターの現象は岡山県特有の現象ではなくどの地域、どの県でも起こり得る現象と言われています。

とてもわかりやすい画像がありましたのでこちらの画像でご確認ください。

岡山県の被害状況を画像で確認

ここでは、SNSで投稿された、リアルな画像を見てみたいと思います。

平成にはいってから最大の被害と言われていて、とても悲惨な状況になっています。

このように大雨が降った当時にはSNSで助けを求める方も多く、投稿されていました。

そんな中、岡山県ではないのですが、名古屋市では、消防局がツイッターに救助活動の投稿をなんどもして、救出を求めている被災者を勇気付けていました。

名古屋市消防局の投稿とは?

名古屋市消防局は、1日に何回も被災者に向けて投稿しています。

その内容というのが、必ず投稿の冒頭には「緊急消防援助隊愛知県隊の活動は続いています。」と綴り、活動内容の画像を毎回投稿しているのです。

被災者側にとっては、ちゃんと活動してくれているという安心もあります。

しかも、次のような投稿は一番心強いのは、この投稿です。

未だ、ライフラインが整っていなくて、停電の箇所の被災者は心細いに決まっています。

そこで、名古屋市消防局のように、暗くなってもちゃんと救出活動をしている事がわかっていると本当に勇気付けられます。

いち早く名古屋市だけではなく全地域の方がいち早く救出され少しでも安心を得られるように・・・。

最後に

この西日本大雨災害で多くの人命が奪われました。

これからも日が経つにつれ被害報告が上がってきます。

その度に情報を更新していきますので何かの役に立てばと思います。

それと、亡くなられた方々に

心からご冥福をお祈り申し上げます。

関連記事:【大雨の被害状況】広島県が甚大な被害に!画像などをまとめてみた。

 

何かあってからじゃ遅いのでもしよかったらご覧になってください。


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